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食育(1)

2009年04月19日
息子の学校の保護者会で、食育の先生の講演がありました。

中田英行先生という方で、もともとは商社のサラリーマンだったそう。
少年犯罪が多発することに疑問を持ち、
勉強していくうちに「食」の問題に行きついたそうです。

そういえば私も以前、保育園でパートをしていた時に、
ちゃんと食べる子どもはお着換えや遊びなどの生活もきちんとでき、
偏食の子供は落ち着きがなく、トラブルが多かったことを思い出しました。
そうゆう子にがぎって、牛乳だけはガブ飲み。

<食の欧米化>
まず大人も含め日本の「食」に関するお話から。
1962年ごろから日本人は肉、卵、乳製品を多く取るようになり、
それと比例してがん患者も増えたそうです。

これは欧米人のような体格に追い付こうとしたり、アメリカの圧力だったり、
いろいろな原因があるようですが、
昔から肉を食べてきた欧米人は腸が短く、肉が体に合っています。
日本人は穀物や野菜を食べて来たので腸が長く、
肉を食べると腸の中で腐るそうです。
「腐る」という字は「府」(「腑」)に「肉」が入ると書きます。
「腑」は中医学で胃、腸のことなのです。
これは納得!!

私もついつい子供に肉を多く出してしまいますが、
気をつけなくてはいけませんね。

<子供の砂糖の取りすぎ>
清涼飲料水、缶コーヒー、スポーツドリンク、飴、キャラメル、ガム、チョコレート、ヨーグルト、etc・・・
このようなものを多く取ることで、2つの弊害がでるそうです。

1つめは、低血糖症
血糖値が一気に上昇しインシュリンを出し続けるので、低血糖症になってしまいます。
どんな症状が出るかというと
・すぐキレる
・いつもイライラ
・突然暴れたり大声を出す
・集中力がない、落ち着きがない

2つめは、低体温
砂糖は身体を冷やします。
沖縄とか南の暑い国でとれるものですものね。
・免疫力の低下
・風邪をひきやすい
・朝から体がだるい
・いつも眠たい
・集中力がない

昨今の子供の問題行動は、ここら辺にありそうですね。

先生は、「食生活を変えるだけで学力がアップする!」
おしゃっていましたよ。

私自身が甘いものを買ってしまうので、ちょっと我慢しなくては・・・

岩手大学の教授が少年院の子供の食歴調査をしたところ、
毎日砂糖のたっぷり入ったものを食べており、
また毛髪からは大量な重金属が検出されたそうです。
米国の凶悪犯罪者の毛髪からは大抵、重金属が検出されているとか。
これはインスタント食品やスナック菓子などを多食していることが原因だそうです。

砂糖や食品添加物の取りすぎが、人間の精神状態をおかしくしているようです。

私たち大人がしっかりしなくてはいけませんね!!

(つづく)
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コメント
ドキッとしました。
またまた勉強になりました。
こういう話を聞けるなんて、よい学校ですね。
うちは、肉もさることながら、砂糖取りすぎだと思うのですよね。
料理はてんさい糖を使っているのでまだよいと思うのですが、お菓子。。チョコレートとか食べさせ続けるとテキメンにアトピーも悪化するので、身体を冷やしているのだと思います。

続き、楽しみにしていますね。^^
夏海様
アトピーのお子さんは体内の悪いものを外に出す力を持っているだけで、病気ではないそうです。
昔の子供は平熱が高く、38度位ある子もいたそうです。
青鼻水が出る子どもがそうだとか。見かけなくなりましたね。
今は体が冷えているので、出ても透明の鼻水しかでないそうです。
一番良くないのが、鼻水もアトピーも出ずに毒素が体内に残ったままの子供ということでした。
そうだったのか!と納得しました。
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N様
コメントありがとうございました。
大変為になるお話でした。
我が家では食生活を変えることで、家族が穏やかになったことを実感しております。
食は大事ですね!
食は平和にもつながると信じています!

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